うさぎと創作と音楽の芸術の宇宙論。

クリエイティブカードリーダーとして紐解く日常。

【英語】TOEIC 630点初受験で獲るまでにしていたこと〜その2【覚え書き】

前回の続きです。

 

usagiya-creator.hatenablog.com

 

 

なんとか大学に入った私は、漠然と

「将来何かの役に立つから、英語の勉強だけは続けておこう」

と思いました。

高校までの知識を全て忘れてしまう前に。

継続して錆びつかせないようにしておくことは、大事です。

 

大学で中国語を取っていたので、英語は独学で継続していくことを決めました。

といっても、お金もそんなになかったのでNHKの語学講座に興味を持ちました。

当時やっていた、岩村圭南先生の「英会話レッツ・スピーク」。

そこで私は、生きた英語の会話と、英語学習のノウハウを知りました。

あと、必然的に音声重視の学習スタイルにスイッチしました。

大学受験のような、論文を読むための英語学習から、会話のための英語学習へ。

しかも強制されない自発的な学習は、趣味の延長で楽しくもありました。

岩村先生の講座はもう放送されてないんですけど…文例が豊富で楽しかったな。

 

あとは、イングリッシュジャーナルと、CNN English Expressという、2大英語学習雑誌にも手をだしてました。

 あとは、ALL IN ONEという本と出会ったり。

 

ALL IN ONE

ALL IN ONE

  • 作者:高山英士
  • 発売日: 2007/07/20
  • メディア: 単行本
 

 とにかく、耳が暇なら英語を聴いていた気がします。

CD全盛期。そして、iPodも、ちょうど売れていた時代でした。(懐かしすぎる)

意味も拾いながら、今までやってこなかった「リスニング」をし続けていきました。

 

時を同じくして、

大学では、 TOEICが強制ではなかったのですが、半年で1単位とれる授業で、

初めてTOEICの存在を知ります。

 

ちょー難しかった。

 

リーディングはともかく、リスニング。

何も見ずに英語を聞くのはこんなにしんどいのかと思いましたね。

単位のために出てましたけど。

当時は、400点くらいの実力だった気がしますが、とても2時間なんて耐えられない感じでした。

 

それと別の授業で、先生自ら執筆した本でシャドーイングを教える授業に出た時に、

衝撃を受けましたね。

だって、1文聴いて、何も見ずに同じ文を言うなんて、できなかったんです。

ラジオ講座はなんとなーく、てきとーにテキストを見ながらやっていたものですから、

「あれ、こんなに難しいの?!」

とショックを受けました。

当時、他人と一緒にそれをやるということにも慣れていなかったのもあるかもしれません。

(恥ずかしがり屋で、緊張しい)

結構、洗礼を受けた感じでした。

でも、このシャドーイング」や「リピーティング」

今では映画を見ながら自然に頭の中でやってしまうくらい身についています。

言葉って、真似ることがとても大切なんだなぁって思います。

 

大学時代にその洗礼を受けながら、一段階実力が上がったと実感できた時がありました。

えいご漬けです。

英語が苦手な大人のDSトレーニング もっとえいご漬け

英語が苦手な大人のDSトレーニング もっとえいご漬け

  • 発売日: 2007/03/29
  • メディア: Video Game
 

 私がオススメするのは、「もっと」の方です(緑の方は、受験生向きな内容)。

会話を聞きながら、それをDSで1文ずつで「書いていく」という作業が、

私を中級者への道へ連れて行ってくれたと思います。

 

最初はしんどかったですが、ある時「あれ、聞き取りやすくなってる」

と実感した瞬間があったので、実体験としてオススメします。

ゲームとしても、今も楽しいと思います。3DSでも、ソフトがあれば遊べますよ。

べつに音声教材と紙とペンがあればDSじゃなくてもできるんですけど、

間違いの確認が面倒なんですよね……。

当時のDSとしても、文字認識の機能は充分でした。さすがは任天堂。 

 

高校のうちに触れた英語も、全て音を伴っていれば、

こんなに大学時代リスニングに時間を費やさなくても済んだかもしれません。

中学までは、確かに会話できる英語を学ぶんですけど、

高校から急に読むための英語にすり替わってしまうのが日本の???なところなんですよね。

受験対策のための英語を学ばなくてはならないのですから、当然だったわけですが。

 

今の高校生・大学生はそれほど英語の音を軽視していた環境でもないと思います。

英語の教材も、無料ダウンロードで音声を付属させたりしてくれると思うので、

それをめっちゃ活用してください!!

 

……かくして、私の英語学習は、あくまで趣味だったので、マイペースに続きました。

英語をよく聴いていたとはいえ、ストイックにシャドーイングや書き取りをしていたわけではありませんでしたし、

自分が英語を話すような環境でもなかったので、

「聞き取れるけど、話せない」

のは今も漠然とつづいているわけですが、

おかげで英語への苦手意識は芽生えなかったので、結果オーライです。

ここまで振り返りながら、自分が未だ話せるようになっていないというのに凹みましたが、

多分どこかで本気でスピーキングに打ち込まなきゃ変わらないんだろうなぁ……。

 

長くなってしまったので、再び続きます。