「ノート」という存在。
私はつくづく、自分の選択したものしか興味を持たないのだなと思った。
こんにちは、うさぎやです。
最近はしばらく、「ノート術」「手帳術」の本を探し、読んでいました。
本好きの方なら、ノートの質感が好きということも、分かってもらえるでしょう。
小さい頃から、可愛いノートから、事務用のノート(文具)まで、興味がありました。
けれど、手に入れたほとんどの、特にお気に入りのノートは、使えずに、
そのまま保管して、しまいには捨てられる運命だったのです。
これまでで長く続いたノートといえば、漫画を描いていたキャンパスノート、
授業で必然的に使うことになる、なんの愛着も湧かない普通のノートばかりでした。
なので、大人になってからは、メモ帳やノートの類には、できるだけ手を伸ばさないようにしていました。
でも、たまには冒険して、有名で、限定柄で、心躍るようなノートを買ってしまいたい欲は避けられません。
というわけで、やっぱり私の部屋には「ノートストック」専用棚に、溢れるくらいのノートがあるのでした。
今年に入り、「いくら可愛いノートも、綺麗なノートも、使ってあげなきゃ可哀想」
と本気で考えるようになり、これから少しずつ消化していく予定です。
100円のノートでもいいだろう、という発想。
だいぶ前に、「情報は1冊のノートにまとめなさい」という本が流行った記憶があります。
(ちなみにこの〜しなさい的なタイトル、あんまり好きじゃありません)
ノートの種類など、いつでも買えて、携帯できる、A6サイズのものでいい。
ボールペンも、手近なもので十分。
そんなノート=日用品とするような考えの人達が一定数いるのは分かっています。
そもそも、何を書くのかが重要なので、云々……
知らないのだな、どこにでも沼が存在することをっ!
代表的な、2種類のノートの本を見つけました。
モレスキンと、ほぼ日手帳です。
あの、ちょっとお高めで、それでも手にしてみたくなる、絶妙なデザインの分厚いノートに、
よくわからないけど、クリエイティブなことを書き連ねてみたいっ…!
限定のさくら柄や、星の王子さまやスヌーピーの手帳が毎年ちょっとだけ気になる……!
そんな気持ちになったりして。
そして、ほぼ日手帳。
どんなにデジタルが進化しても、手書きをやめられない人に向けた手帳術ですが、
完全にほぼ日手帳(カズン)のファンブックでした。
モレスキンも、ほぼ日手帳も、どちらにも共通していたのはGTDをノートに落とし込むことでした。
GTDの本自体は、結構読みにくく、実際使っている人の話を聞いた方が早いですが、
手法としてはいいんだと思います。
全て図書館で借りた本ですが、触発されて、うっかり7月始まりのカズンを買ってしまったりして…、なんならカバーもまた買ったりして……
どちらも、ある程度贅沢と、そのノートに感じる体験を買っている感覚があります。
それに誰かがこうして使っていると知ると、共感したり、こちらの創造性も刺激されて、
自分の人生まで豊かになっていくような気がして、欲しくなってしまう。
ノートって、皆さんにとってどんな存在ですか?
私、この1年半くらいは、これまた人気のロルバーンを使っていたのですが、
ほぼ日手帳カズンに来月から移行しようと思います。
理由は、自分の使い方だと、日付の変わり目が分かりにくく、1日1ページの魅力を再確認したからです。
(挫折したカズンの山を見ながら)
今度こそ使い切ると決めて、
数年かけて学んできた要素を、下半期は1冊に詰め込む予定です。
ですので、下半期分のカズンを使い切れるよう、よかったら祈っていてください笑
それにしても、どうして人のノートはこんなに魅力的なんだろう……。
今日おすすめした本は、どれも他人のノートの使い方を覗き見できる、楽しいものたちです。